2019/11/26
蓋物作品「里山の秋」

先月まで個展をしていた北澤美術館への道中、
軒先に柿が干してある家を、たくさん見かけました。
繋がってのれんのようになった、まだ鮮やかな色の柿の実。
乾燥した空気と寒さで、今頃は飴色に変化しているでしょうか。
「山のほうでは、猿がおりてくると困るので、
柿の木のある家は実を早めに採ってしまうんです。」
地元の方のお話に、その土地ならではの、暮らしの中での生き物との
関わりを感じとることができ、とても興味深かったです。
湖を囲む山々を眺めながら、そこにいるであろうたくさんの生き物たちの
暮らしを想いました。
そろそろ冬支度です。
合わさるとこんな感じで、中に柿が隠れます。